inputライブラリは現在、動作環境(-eオプション)が「exe」のときのみ使えます。 他の環境向けに使用するとコンパイルエラーになります。

 input@Key

キーボードの物理キーを表す列挙型です。
「wnd@Key」との違いとして、wnd@KeyはOSに設定された仮想的なキーを表し、input@Keyは物理的なキーを表します。 OSの設定でキー配置が変更された場合、wnd@Keyは影響を受けますが、input@Keyは変わりません。
名前説明
%_00キー
%_11キー
%_22キー
%_33キー
%_44キー
%_55キー
%_66キー
%_77キー
%_88キー
%_99キー
%aAキー
%altL左Altキー
%altR右キー
%apos'キー
%bB
%backslash\キー
%bracketL[キー
%bracketR]キー
%bsBackSpaceキー
%cCキー
%capsLockCapsLockキー
%circumflex^キー
%comma,キー
%convert変換キー
%ctrlL左Ctrlキー
%ctrlR右Ctrlキー
%dDキー
%delDeleteキー
%down下キー
%eEキー
%end_Endキー
%enterEnterキー
%equal=キー
%escEscキー
%fFキー
%f1F1キー
%f10F10キー
%f11F11キー
%f12F12キー
%f2F2キー
%f3F3キー
%f4F4キー
%f5F5キー
%f6F6キー
%f7F7キー
%f8F8キー
%f9F9キー
%gGキー
%grave`キー
%hHキー
%homeHomeキー
%iIキー
%insInsertキー
%jJキー
%kKキー
%kanaカナキー
%kanji漢字キー
%lLキー
%left左キー
%mMキー
%menuメニューキー
%minus-キー
%mul*キー
%nNキー
%noConvert無変換キー
%num0テンキーの0
%num1テンキーの1
%num2テンキーの2
%num3テンキーの3
%num4テンキーの4
%num5テンキーの5
%num6テンキーの6
%num7テンキーの7
%num8テンキーの8
%num9テンキーの9
%numEnterテンキーのEnter
%numLockNumLockキー
%numMinusテンキーの-
%numPeriodテンキーの.
%numPlusテンキーの+
%numSlashテンキーの/
%oOキー
%pPキー
%pageDownPageDownキー
%pageUpPageUpキー
%pausePauseキー
%period.キー
%qQキー
%rRキー
%right右キー
%sSキー
%scrollLockScrollLockキー
%semicolon;キー
%shiftL左Shiftキー
%shiftR右キー
%slash/キー
%spaceスペースキー
%sysRqSysRqキー
%tTキー
%tabTabキー
%uUキー
%up上キー
%vVキー
%wWキー
%winL左Windowsキー
%winR右Windowsキー
%xXキー
%yYキー
%yen¥キー
%zZキー

 input@PadBtn

ゲームパッドのボタンを表す列挙型です。
これらのボタンが実際のゲームパッドのどのボタンに割り当てられるかは、ゲームパッドの製品によって異なります。 そのため、input@setCfg関数などで割り当て方を設定します。
キーボードからも操作できるように、ゲームパッドのボタンにはキーボードのキーが割り当てられています。 これらのキーの設定はinput@setCfgKey関数で変更できます。
名前説明キーボードの割り当ての初期状態
%aAボタンZキー、Enterキー、スペースキー
%bBボタンXキー、BackSpaceキー
%cCボタンCキー
%dDボタンVキー
%down下ボタン下キー
%eEボタン 
%fFボタン 
%gGボタン 
%hHボタン 
%iIボタン 
%lLボタンAキー
%left左ボタン左キー
%menuメニューボタンEscキー
%rRボタンSキー
%right右ボタン右キー
%up上ボタン上キー

 input@enableCfgKey

ゲームパッドのキーボード割り当てを有効・無効にする関数です。

func enableCfgKey(enabled: bool)

enabledゲームパッドのキーボード割り当てを有効にするならtrue、無効にするならfalse
アプリ起動時にはenabledがtrueに設定されています。

 input@getCfg

ゲームパッドのボタンの割り当て方を取得する関数です。

func getCfg(idx: int, btn: input@PadBtn): int

idxゲームパッドのインデックス
btnゲームパッドのボタン
戻り値割り当てられているゲームパッドのボタン番号(0以上11以下)
左ボタン、上ボタン、右ボタン、下ボタンにはボタンの割り当て情報が無いため、btnに「%left」「%up」「%right」「%down」を指定することはできません。
発生条件ビルド例外コード
idxが0以上3以下の範囲外dbgのみ0xE9170006
btnが有効範囲外dbgのみ0xE9170006

 input@key

キーボードの物理キーの状態を取得する関数です。

func key(key_: input@Key): bool

key_キーボードの物理キー
戻り値キーが押されていればtrue、押されていなければfalse
「wnd@key」との違いとして、wnd@keyはOSに設定された仮想的なキーの状態を取得でき、input@Keyは物理的なキーの状態を取得できます。 OSの設定でキー配置が変更された場合、wnd@keyは影響を受けますが、input@keyは変わりません。

 input@mousePos

マウスのスクリーン上での位置を取得する関数です。

func mousePos(x: &int, y: &int)

x座標Xを格納する変数
y座標Yを格納する変数

 input@pad

ゲームパッドのボタンの状態を取得する関数です。

func pad(idx: int, btn: input@PadBtn): int

idxゲームパッドのインデックス
btnゲームパッドのボタン
戻り値離されていたら0、押された瞬間は1、押され続けた場合は2以上
ゲームパッドのボタンの状態は、wnd@act関数を呼び出すたびに更新されます。 ボタンが押され続けると、この関数の戻り値は1ずつ増加します。
発生条件ビルド例外コード
idxが0以上3以下の範囲外dbgのみ0xE9170006
btnが有効範囲外dbgのみ0xE9170006

 input@setCfg

ゲームパッドのボタンの割り当て方を設定する関数です。

func setCfg(idx: int, btn: input@PadBtn, newBtn: int)

idxゲームパッドのインデックス
btnゲームパッドのボタン
newBtn割り当てるゲームパッドのボタン番号(0以上11以下)
左ボタン、上ボタン、右ボタン、下ボタンにはボタンの割り当て情報が無いため、btnに「%left」「%up」「%right」「%down」を指定することはできません。
発生条件ビルド例外コード
idxが0以上3以下の範囲外dbgのみ0xE9170006
btnが有効範囲外dbgのみ0xE9170006
newBtnが0以上11以下の範囲外dbgのみ0xE9170006

 input@setCfgKey

ゲームパッドに割り当てるキーボードのキーを設定する関数です。

func setCfgKey(idx: int, btn: input@PadBtn, keys: []input@Key)

idxゲームパッドのインデックス
btnゲームパッドのボタン
keys割り当てるキーの配列(最大4個)
アプリ起動時の設定はinput@PadBtnを参照してください。
「%left」「%up」「%right」「%down」にもキーを割り当てることができます。
発生条件ビルド例外コード
idxが0以上3以下の範囲外dbgのみ0xE9170006
btnが有効範囲外dbgのみ0xE9170006
keysの要素が4個を超えているdbgのみ0xE9170006
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