file@Encoding
名前 | 説明 |
---|---|
%utf8 | UTF-8 |
%utf16le | UTF-16LE |
file@Origin
名前 | 説明 |
---|---|
%cur | 現在位置 |
%head | ファイルの先頭 |
%tail | ファイルの末尾を1byte超えた地点。 つまり、ファイルの先頭からファイルサイズ分を足した地点 |
file@Reader
ファイルをストリーミングで読み込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeReaderで作成してください。
file@Reader.delimiter
読み込み時の区切り文字を設定するメソッドです。
func delimiter(delimiters: []char)
delimiters 区切り文字を格納した配列
計算量:
file@Readerクラスのインスタンスが生成されたときに、区切り文字は改行と半角スペースとカンマ(['\n', ' ', ','])に設定されています。
file@Reader.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.fin
ファイル読み込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Readerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Reader.getPos
読み込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 読み込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.read
データをバイナリで読み込むメソッドです。
func read(size: int): []bit8
size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード sizeが0より小さい dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readChar
データを文字として読み込むメソッドです。
func readChar(): char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にcharのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readFloat
データを小数として読み込むメソッドです。
func readFloat(): float
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを小数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にfloatのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readInt
データを整数として読み込むメソッドです。
func readInt(): int
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを整数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にintのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readLetter
区切り文字を無視して1文字読み込むメソッドです。
func readLetter(): char
戻り値 読み込んだデータ。読み込めなかったときは'\uFFFF'
計算量:
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1文字ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、0xFFFFの文字コード('\uFFFF')が返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readLine
区切り文字を無視して1行読み込むメソッドです。
func readLine(): []char
戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readPart
データをバイナリで指定バッファの一部へ読み込むメソッドです。
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool
buf 格納するバッファ start 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、falseが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readStr
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置に[]charのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func delimiter(delimiters: []char) | |
delimiters | 区切り文字を格納した配列 |
func fileSize(): int | |
戻り値 | ファイルサイズ[byte] |
計算量:
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Reader.fin
ファイル読み込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Readerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Reader.getPos
読み込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 読み込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.read
データをバイナリで読み込むメソッドです。
func read(size: int): []bit8
size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード sizeが0より小さい dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readChar
データを文字として読み込むメソッドです。
func readChar(): char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にcharのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readFloat
データを小数として読み込むメソッドです。
func readFloat(): float
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを小数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にfloatのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readInt
データを整数として読み込むメソッドです。
func readInt(): int
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを整数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にintのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readLetter
区切り文字を無視して1文字読み込むメソッドです。
func readLetter(): char
戻り値 読み込んだデータ。読み込めなかったときは'\uFFFF'
計算量:
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1文字ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、0xFFFFの文字コード('\uFFFF')が返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readLine
区切り文字を無視して1行読み込むメソッドです。
func readLine(): []char
戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readPart
データをバイナリで指定バッファの一部へ読み込むメソッドです。
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool
buf 格納するバッファ start 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、falseが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readStr
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置に[]charのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func fin() |
読み込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int | |
戻り値 | 読み込み位置[byte] |
計算量:
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Reader.read
データをバイナリで読み込むメソッドです。
func read(size: int): []bit8
size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード sizeが0より小さい dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readChar
データを文字として読み込むメソッドです。
func readChar(): char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にcharのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readFloat
データを小数として読み込むメソッドです。
func readFloat(): float
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを小数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にfloatのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readInt
データを整数として読み込むメソッドです。
func readInt(): int
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを整数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にintのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readLetter
区切り文字を無視して1文字読み込むメソッドです。
func readLetter(): char
戻り値 読み込んだデータ。読み込めなかったときは'\uFFFF'
計算量:
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1文字ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、0xFFFFの文字コード('\uFFFF')が返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readLine
区切り文字を無視して1行読み込むメソッドです。
func readLine(): []char
戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readPart
データをバイナリで指定バッファの一部へ読み込むメソッドです。
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool
buf 格納するバッファ start 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、falseが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readStr
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置に[]charのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func read(size: int): []bit8 | |
size | 読み込むデータのサイズ[byte] |
戻り値 | 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
sizeが0より小さい | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
データを文字として読み込むメソッドです。
func readChar(): char | |
戻り値 | 読み込んだデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
読み込み位置にcharのデータが存在しない | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
file@Reader.readFloat
データを小数として読み込むメソッドです。
func readFloat(): float
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを小数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にfloatのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readInt
データを整数として読み込むメソッドです。
func readInt(): int
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを整数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置にintのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.readLetter
区切り文字を無視して1文字読み込むメソッドです。
func readLetter(): char
戻り値 読み込んだデータ。読み込めなかったときは'\uFFFF'
計算量:
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1文字ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、0xFFFFの文字コード('\uFFFF')が返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readLine
区切り文字を無視して1行読み込むメソッドです。
func readLine(): []char
戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readPart
データをバイナリで指定バッファの一部へ読み込むメソッドです。
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool
buf 格納するバッファ start 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、falseが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readStr
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置に[]charのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func readFloat(): float | |
戻り値 | 読み込んだデータ |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
読み込み位置にfloatのデータが存在しない | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
データを整数として読み込むメソッドです。
func readInt(): int | |
戻り値 | 読み込んだデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを整数として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
読み込み位置にintのデータが存在しない | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
file@Reader.readLetter
区切り文字を無視して1文字読み込むメソッドです。
func readLetter(): char
戻り値 読み込んだデータ。読み込めなかったときは'\uFFFF'
計算量:
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1文字ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、0xFFFFの文字コード('\uFFFF')が返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readLine
区切り文字を無視して1行読み込むメソッドです。
func readLine(): []char
戻り値 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、nullが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readPart
データをバイナリで指定バッファの一部へ読み込むメソッドです。
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool
buf 格納するバッファ start 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、falseが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readStr
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置に[]charのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func readLetter(): char | |
戻り値 | 読み込んだデータ。読み込めなかったときは'\uFFFF' |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
区切り文字を無視して1行読み込むメソッドです。
func readLine(): []char | |
戻り値 | 読み込んだデータ。 読み込めなかったときはnull |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
このメソッドは、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
読み込めるデータが存在しなかったとき、nullが返ります。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Reader.readPart
データをバイナリで指定バッファの一部へ読み込むメソッドです。
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool
buf 格納するバッファ start 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する size 読み込むデータのサイズ[byte] 戻り値 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse
計算量: sizeをとして、
sizeで指定した大きさのデータが読み込めなかった場合には、falseが返ります。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.readStr
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char
戻り値 読み込んだデータ
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A 読み込み位置に[]charのデータが存在しない dbgおよびrls 0xE9170008
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func readPart(buf: []bit8, start: int, size: int): bool | |
buf | 格納するバッファ |
start | 格納開始位置。 0ならbufの0番目から格納する |
size | 読み込むデータのサイズ[byte] |
戻り値 | 読み込みに成功したらtrue、失敗したらfalse |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbufのサイズを超える | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
データを文字列として読み込むメソッドです。
func readStr(): []char | |
戻り値 | 読み込んだデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
読み込み位置から区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込んだあと、再度区切り文字を読み飛ばしてからメソッドを抜けます。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
読み込み位置に[]charのデータが存在しない | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
file@Reader.setPos
読み込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 読み込み位置の基点 pos 読み込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の読み込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを読み込んだ場合はファイル終端と同等に扱われます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Reader.term
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool
戻り値 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func setPos(origin: file@Origin, pos: int) | |
origin | 読み込み位置の基点 |
pos | 読み込み位置[byte] |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
originが不正 | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルの先頭よりも前へ移動した | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
ファイル終端を超えているかどうかを取得するメソッドです。
func term(): bool | |
戻り値 | 読み込み位置がファイル終端を超えているならtrue、まだ読み込めるデータが残っているならfalse |
計算量:
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Writer
ファイルをストリーミングで書き込むクラスです。
インスタンスは#演算子ではなく、file@makeWriterで作成してください。
file@Writer.fileSize
func fileSize(): int
戻り値 ファイルサイズ[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.fin
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin()
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func fileSize(): int | |
戻り値 | ファイルサイズ[byte] |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
ファイル書き込みを閉じるメソッドです。
func fin() |
計算量:
既にファイルが閉じられているとき、このメソッドは何もしません。
ファイルはfile@Writerクラスのインスタンスが解放されるときに自動で閉じられますが、解放のタイミングは環境によって異なるため、このメソッドにより明示的に閉じることを推奨します。
file@Writer.flush
書き込みをフラッシュするメソッドです。
func flush()
計算量:
書き込みをしたデータはいったん書き込みバッファに蓄えられ、ファイルには直ちに書き込まれません。 書き込み中のファイルを別で監視している場合など、直ちに書き込まれてほしいときにはこのメソッドを使います。 finメソッドなどでファイル書き込みを閉じても直ちに書き込まれます。
file@Writer.getPos
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int
戻り値 書き込み位置[byte]
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func flush() |
書き込み位置を取得するメソッドです。
func getPos(): int | |
戻り値 | 書き込み位置[byte] |
計算量:
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Writer.setPos
書き込み位置を設定するメソッドです。
func setPos(origin: file@Origin, pos: int)
origin 書き込み位置の基点 pos 書き込み位置[byte]
計算量:
originを基点として、posの値だけ増減させた位置へ移動します。 例えば、現在の書き込み位置から4byte戻す場合はoriginに「%cur」、posに「-4」を渡します。
ファイルの終端よりも後ろに移動した場合は例外は発生しません。 その位置でデータを書き込んだ場合は、ファイル終端からそこまでの隙間が自動的に0で埋められます。
発生条件 ビルド 例外コード originが不正 dbgのみ 0xE9170006 ファイルの先頭よりも前へ移動した dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.write
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8)
bin 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func setPos(origin: file@Origin, pos: int) | |
origin | 書き込み位置の基点 |
pos | 書き込み位置[byte] |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
originが不正 | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルの先頭よりも前へ移動した | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
バイナリを書き込むメソッドです。
func write(bin: []bit8) | |
bin | 書き込むデータ |
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Writer.writeChar
文字を書き込むメソッドです。
func writeChar(n: char)
n 書き込むデータ
計算量:
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeFloat
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func writeChar(n: char) | |
n | 書き込むデータ |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
小数を書き込むメソッドです。
func writeFloat(n: float) | |
n | 書き込むデータ |
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Writer.writeInt
整数を書き込むメソッドです。
func writeInt(n: int)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writePart
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int)
bin 書き込むデータ start 書き込み開始位置 size 書き込むサイズ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える dbgのみ 0xE9170006 ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func writeInt(n: int) | |
n | 書き込むデータ |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
バイナリを部分的に書き込むメソッドです。
func writePart(bin: []bit8, start: int, size: int) | |
bin | 書き込むデータ |
start | 書き込み開始位置 |
size | 書き込むサイズ |
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
binにnullを渡してはいけません。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
startやsizeが0より小さい、もしくはstart+sizeがbinのサイズを超える | dbgのみ | 0xE9170006 |
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
file@Writer.writeStr
文字列を書き込むメソッドです。
func writeStr(n: []char)
n 書き込むデータ
計算量: 書き込むデータの長さをとして、
nにnullを渡してはいけません。
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
発生条件 ビルド 例外コード ファイルが閉じられている dbgのみ 0xE917000A
file@copyDir
ディレクトリをコピーする関数です。
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のディレクトリのパス src コピー元のディレクトリのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべてコピーされます。
既にコピー先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@copyFile
ファイルをコピーする関数です。
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool
dst コピー先のファイルのパス src コピー元のファイルのパス 戻り値 コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse
既にコピー先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@delDir
ディレクトリを削除する関数です。
func delDir(path: []char): bool
path 削除するディレクトリのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
中身のサブディレクトリやファイルもすべて削除されます。
対象のディレクトリが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@delExt
ファイルパスから拡張子を削除する関数です。
func delExt(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 拡張子を削除したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/c"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、path全体が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@delFile
ファイルを削除する関数です。
func delFile(path: []char): bool
path 削除するファイルのパス 戻り値 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse
対象のファイルが存在しない場合は何もせずにtrueを返します。
pathにnullを渡してはいけません。
file@dir
ファイルパスからディレクトリを抜き出す関数です。
func dir(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 ディレクトリを抜き出したファイルパス
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"a/b/"」が返ります。 「"example.txt"」のようにディレクトリ区切り文字を含まないパスを渡すと「"./"」が返ります。
pathに「\」の文字が含まれていた場合はすべて「/」に置換されて返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@exist
ファイルやディレクトリが存在するかどうかを取得する関数です。
func exist(path: []char): bool
path ファイルやディレクトリのパス 戻り値 ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse
pathにnullを渡してはいけません。
file@ext
ファイルパスから拡張子を抜き出す関数です。
func ext(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出した拡張子
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"txt"」が返ります。
pathに拡張子が含まれていなかった場合は、空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileName
ファイルパスからファイル名を抜き出す関数です。
func fileName(path: []char): []char
path ファイルパス 戻り値 抜き出したファイル名
計算量: pathの長さをとして、
例えば「"a/b/c.txt"」を渡すと、「"c.txt"」が返ります。
pathに「/」で終わるディレクトリパスを渡すと空文字列が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@fileSize
ファイルサイズを取得する関数です。
func fileSize(path: []char): int
path サイズを取得するファイルのパス 戻り値 ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1
読み込みに失敗したら-1が返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@forEach
ファイルやディレクトリを列挙する関数です。
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool
path ディレクトリのパス recursion ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse callback コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る data コールバック関数に渡される任意のデータ 戻り値 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse
計算量: ファイルやディレクトリの数をとして、
callbackにnullを渡してはいけません。 dataにはnullを渡すことができます。
ファイルやディレクトリが見つかるたび、callbackが呼ばれます。
callbackにはpathのディレクトリ自身も渡ります。
recursionがtrueの場合、ディレクトリを再帰的に走査してすべてのファイルとディレクトリを列挙します。 recursionがfalseの場合、path内の階層にあるファイルだけを列挙して抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
callback
戻り値をfalseにすると、それ以降の走査が打ち切られてfile@forEachを抜けます。
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool
path ファイルやディレクトリのパス dir ディレクトリならtrue、ファイルならfalse data file@forEachのdataに渡したデータ 戻り値 走査を続行するならtrue、中断するならfalse
file@fullPath
パスをフルパスに変換する関数です。
func fullPath(path: []char): []char
path ファイルパスもしくはディレクトリパス 戻り値 フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る
計算量: pathの長さをとして、
pathのファイルやディレクトリは、存在していなければ変換に失敗することがあります。
相対パスがありえるパスを、絶対パスに揃えたいときに使います。
パス中の「/./」や「/../」は解決され、戻り値には含まれません。
pathにnullを渡してはいけません。
file@getCurDir
カレントディレクトリを取得する関数です。
func getCurDir(): []char
戻り値 カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull
計算量: パスの長さをとして、
通常はnullは返りませんが、カレントディレクトリが不正な状態になっているときにnullが返ることがあります。
file@makeDir
ディレクトリを作成する関数です。
func makeDir(path: []char): bool
path 作成するディレクトリのパス 戻り値 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse
「a/b/c/」としたとき、「b」と「c」のディレクトリが存在しない場合には「b」も「c」も作成されます。
ディレクトリが既に存在していた場合、中身を削除せず、trueを返して関数を抜けます。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@makeReader
ファイル読み込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeReader(path: []char): file@Reader
path 読み込むファイル 戻り値 ファイル読み込みクラスのインスタンス
ファイルが存在しないか、ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
pathにnullを渡してはいけません。
file@makeWriter
ファイル書き込みクラスのインスタンスを生成する関数です。
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer
path 書き込むファイル append 追記モードならtrue、上書きモードならfalse 戻り値 ファイル書き込みクラスのインスタンス
ファイルオープンに失敗するとnullが返ります。
既にファイルが存在したとき、appendにfalseを指定すると内容が消去されて新規ファイルとして書き込まれ、trueを指定すると既存の内容の末尾に追記されます。
pathにnullを渡してはいけません。
file@moveDir
ディレクトリを移動する関数です。
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のディレクトリのパス src 移動元のディレクトリのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルやディレクトリが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
srcディレクトリがdstディレクトリを含んでいてはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード dstやsrcが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
file@moveFile
ファイルを移動する関数です。
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool
dst 移動先のファイルのパス src 移動元のファイルのパス 戻り値 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse
既に移動先にファイルが存在したら上書きします。
dstやsrcにnullを渡してはいけません。
file@setCurDir
カレントディレクトリを設定する関数です。
func setCurDir(path: []char)
path カレントディレクトリのパス
カレントディレクトリに設定できないディレクトリをpathに指定すると、この関数は何もせずに抜けたり、一応設定されてその後のファイルの扱いでエラーが起きたりするため、事前に妥当性をチェックしてください。
pathにnullを渡してはいけません。
発生条件 ビルド 例外コード pathが「/」で終わっていない dbgのみ 0xE9170006
func writeStr(n: []char) | |
n | 書き込むデータ |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
ファイルが閉じられている | dbgのみ | 0xE917000A |
func copyDir(dst: []char, src: []char): bool | |
dst | コピー先のディレクトリのパス |
src | コピー元のディレクトリのパス |
戻り値 | コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
dstやsrcが「/」で終わっていない | dbgのみ | 0xE9170006 |
func copyFile(dst: []char, src: []char): bool | |
dst | コピー先のファイルのパス |
src | コピー元のファイルのパス |
戻り値 | コピーに成功したらtrue、失敗したらfalse |
func delDir(path: []char): bool | |
path | 削除するディレクトリのパス |
戻り値 | 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
pathが「/」で終わっていない | dbgのみ | 0xE9170006 |
func delExt(path: []char): []char | |
path | ファイルパス |
戻り値 | 拡張子を削除したファイルパス |
func delFile(path: []char): bool | |
path | 削除するファイルのパス |
戻り値 | 削除に成功したらtrue、失敗したらfalse |
func dir(path: []char): []char | |
path | ファイルパス |
戻り値 | ディレクトリを抜き出したファイルパス |
func exist(path: []char): bool | |
path | ファイルやディレクトリのパス |
戻り値 | ファイルやディレクトリが存在したらtrue、しなければfalse |
func ext(path: []char): []char | |
path | ファイルパス |
戻り値 | 抜き出した拡張子 |
func fileName(path: []char): []char | |
path | ファイルパス |
戻り値 | 抜き出したファイル名 |
func fileSize(path: []char): int | |
path | サイズを取得するファイルのパス |
戻り値 | ファイルサイズ[byte]。読み込みに失敗したら-1 |
func forEach(path: []char, recursion: bool, callback: func<([]char, bool, kuin@Class): bool>, data: kuin@Class): bool | |
path | ディレクトリのパス |
recursion | ディレクトリを再帰的に走査するならtrue、しないならfalse |
callback | コールバック関数。 第3引数にはdataの値が渡る |
data | コールバック関数に渡される任意のデータ |
戻り値 | 最後まで列挙したらtrue、中断したりエラーが発生したらfalse |
func callback(path: []char, dir: bool, data: kuin@Class): bool | |
path | ファイルやディレクトリのパス |
dir | ディレクトリならtrue、ファイルならfalse |
data | file@forEachのdataに渡したデータ |
戻り値 | 走査を続行するならtrue、中断するならfalse |
func fullPath(path: []char): []char | |
path | ファイルパスもしくはディレクトリパス |
戻り値 | フルパス。 変換に失敗した場合nullが返る |
func getCurDir(): []char | |
戻り値 | カレントディレクトリのパス。 失敗するとnull |
func makeDir(path: []char): bool | |
path | 作成するディレクトリのパス |
戻り値 | 作成に成功したらtrue、失敗したらfalse |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
pathが「/」で終わっていない | dbgのみ | 0xE9170006 |
func makeReader(path: []char): file@Reader | |
path | 読み込むファイル |
戻り値 | ファイル読み込みクラスのインスタンス |
func makeWriter(path: []char, append: bool): file@Writer | |
path | 書き込むファイル |
append | 追記モードならtrue、上書きモードならfalse |
戻り値 | ファイル書き込みクラスのインスタンス |
func moveDir(dst: []char, src: []char): bool | |
dst | 移動先のディレクトリのパス |
src | 移動元のディレクトリのパス |
戻り値 | 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
dstやsrcが「/」で終わっていない | dbgのみ | 0xE9170006 |
func moveFile(dst: []char, src: []char): bool | |
dst | 移動先のファイルのパス |
src | 移動元のファイルのパス |
戻り値 | 移動に成功したらtrue、失敗したらfalse |
func setCurDir(path: []char) | |
path | カレントディレクトリのパス |
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
pathが「/」で終わっていない | dbgのみ | 0xE9170006 |