cui@delimiter
読み込み時の区切り文字を設定する関数です。
func delimiter(delimiters: []char) | |
delimiters | 区切り文字を格納した配列 |
計算量:
初期状態では、区切り文字は改行と半角スペースとカンマ(['\n', ' ', ','])に設定されています。
cui@flush
出力をフラッシュする関数です。
func fin() |
計算量:
出力したデータはいったん出力バッファに蓄えられ、コンソールには直ちに書き込まれないことがあります。 コンソールへの出力を別で監視している場合など、直ちに出力されてほしいときにはこの関数を使います。
cui@input
区切り文字を無視して1行受け取る関数です。
func input(): []char | |
戻り値 | 入力された文字列。 末端に改行文字は含まれない |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
入力バッファにまだ何もないときはコンソールから1行入力されるまで待機し、改行コードを除いて返します。
入力バッファに文字列が残っているときは、待機することなくそのうち1行を取り出して、改行コードを除いて返します。
データが入力される前に、Ctrl+Cなどで入力が中断された場合、nullが返ります。
この関数は、区切り文字の仕組みを使わず、1行ずつ厳密に処理したい場合に使います。
環境が「web」の場合、コンソールからの読み込みをサポートしないため常に型のデフォルト値を返します。
cui@inputChar
コンソールから文字を受け取る関数です。
func inputChar(): char | |
戻り値 | 受け取ったデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
入力バッファにまだ何もないときはコンソールから1行入力されるまで待機してから処理します。
入力バッファに文字列があるときは、入力バッファから区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字として読み込み、関数を抜けます。 区切り文字以外のデータがなければ引き続き待機します。
環境が「web」の場合、コンソールからの読み込みをサポートしないため常に型のデフォルト値を返します。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
char以外のデータが入力された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
データが入力される前に、Ctrl+Cなどで入力が中断された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
cui@inputFloat
コンソールから小数を受け取る関数です。
func inputFloat(): float | |
戻り値 | 受け取ったデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
入力バッファにまだ何もないときはコンソールから1行入力されるまで待機してから処理します。
入力バッファに文字列があるときは、入力バッファから区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを小数として読み込み、関数を抜けます。 区切り文字以外のデータがなければ引き続き待機します。
環境が「web」の場合、コンソールからの読み込みをサポートしないため常に型のデフォルト値を返します。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
float以外のデータが入力された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
データが入力される前に、Ctrl+Cなどで入力が中断された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
cui@inputInt
コンソールから整数を受け取る関数です。
func inputInt(): int | |
戻り値 | 受け取ったデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
入力バッファにまだ何もないときはコンソールから1行入力されるまで待機してから処理します。
入力バッファに文字列があるときは、入力バッファから区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを整数として読み込み、関数を抜けます。 区切り文字以外のデータがなければ引き続き待機します。
環境が「web」の場合、コンソールからの読み込みをサポートしないため常に型のデフォルト値を返します。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
int以外のデータが入力された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
データが入力される前に、Ctrl+Cなどで入力が中断された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
cui@inputLetter
区切り文字を無視して1文字受け取る関数です。
func inputLetter(): char | |
戻り値 | 受け取ったデータ |
計算量:
入力バッファにまだ何もないときはコンソールから1行入力されるまで待機し、入力された文字列を改行コードも含めて入力バッファに蓄えてから、そのうち1文字を取り出して返します。
入力バッファに文字列が残っているときは、待機することなくそのうち1文字を取り出して返します。
入力中に「Ctrl+C」が押されるなどで入力が中断された場合、0xFFFFの文字コード('\uFFFF')が返ります。
この関数は、区切り文字の仕組みを使わず、1文字ずつ厳密に処理したい場合に使います。
環境が「web」の場合、コンソールからの読み込みをサポートしないため常に型のデフォルト値を返します。
cui@inputStr
コンソールから文字列を受け取る関数です。
func inputStr(): []char | |
戻り値 | 受け取ったデータ |
計算量: 読み込むデータの長さをとして、
入力バッファにまだ何もないときはコンソールから1行入力されるまで待機してから処理します。
入力バッファに文字列があるときは、入力バッファから区切り文字を読み飛ばして、区切り文字以外のデータを文字列として読み込み、関数を抜けます。 区切り文字以外のデータがなければ引き続き待機します。
環境が「web」の場合、コンソールからの読み込みをサポートしないため常に型のデフォルト値を返します。
発生条件 | ビルド | 例外コード |
---|---|---|
[]char以外のデータが入力された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
データが入力される前に、Ctrl+Cなどで入力が中断された | dbgおよびrls | 0xE9170008 |
cui@print
コンソールに文字列を出力する関数です。
func print(str: []char) | |
str | 出力する文字列 |
自動で改行は行われないため、改行したい場合は「\n」を付加してください。
strにnullを渡すと「(null)」が出力されます。