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Kuina-chan

くいなちゃんDec 15, 2017


プログラミング言語Kuin」の基本的な操作のチュートリアルです。

目次

実行中のプログラムを強制終了する

無限ループに陥るなど、実行中のプログラムを強制終了したい場合は、タスクマネージャーから終了してください(強制終了)。
強制終了
強制終了
「Ctrl+Shift+Esc」キーでタスクマネージャーを開き、「out.exe」を選んで「タスクの終了」を押します。
すると、デバッグ実行は終了し、Kuinエディタは編集可能な状態に戻ります。

ソースコードを複数ファイルで作成する

ソースコードを1つのファイルではなく、複数のファイルで作成する方法について説明します。
ここでは例として、「mylib」という自作ライブラリを作成し、メインのソースコードから参照することを考えます。

メインのソースコードの作成

まずは、main1.knのようにメインのソースコードを作成します。
func main()
  do wnd@msgBox(null, "Hello", "Test", %none, %ok)
end func
main1.kn
「コンパイル&実行」をすると、画面に「Hello」と書かれたメッセージボックスが表示されます。
このプログラムを「main.kn」という名前で、適当なフォルダに保存してください。

.knファイルの追加

次に、「mylib.kn」というファイルを追加します。
メニューの「編集 > 新しいファイルを追加」を選択してダイアログを開き、「ソースコード」が選択された状態で、「mylib.kn」という名前のファイルをmain.knと同じフォルダに追加します。
ソースコードリストの(1)のように、リストに「\mylib」が追加されます。
ソースコードリスト
ソースコードリスト
この(1)のリストは「ソースコードリスト」で、メインのソースコードが使用しているファイルが列挙されています。
ソースコードリストのファイル名をクリックすると、そのファイルが編集できます。 「\mylib」をクリックして編集しましょう(mylibの編集)。
mylibの編集
mylibの編集
(2)は編集中のファイル名です。 「\mylib」になっていることを確認したら、mylib.knを入力して自作ライブラリを作成します。
+func sum(value: int): int
  var n: int :: 0
  for i(1, value)
    do n :+ i
  end for
  ret n
end func
mylib.kn
ここでは、1からvalueまでを足し合わせる「sum」という関数を作成しました。 例えばvalueが5のとき、sumの戻り値は1,add,2,add,3,add,4,add,5を計算した1,5となります。
このsum関数には「+func sum...」のように、先頭に「+」を付けておきます。 「+」を付けたものは外部ファイルから参照できるようになります。
書けたら、メニューの「ファイル > すべて保存」を選ぶか、「Ctrl+S」キーを押して保存します。
ソースコードリストの表示が「*\mylib」となっているときは、ファイルが編集中であることを意味します。 保存済みになると、表示が「\mylib」になります。
以上で自作ライブラリ「mylib」の完成です。

既存のファイルの自動追加

保存できたら、いったんKuinエディタを再起動してみましょう。 実際にはこの工程は不要ですが、ここではついでにソースコードリストに既存のファイルを追加する方法を説明しておきます。
メニューの「ファイル > 開く」を選択し、先ほどの「main.kn」を開くと、ソースコードリストには「mylib」が無くなっています。
その理由は、main.knからmylibを参照していないことが原因です。 そこでmain.knをmain2.knのように書き換えて、mylibを参照してあげましょう。
func main()
  do wnd@msgBox(null, \mylib@sum(5).toStr(), "Test", %none, %ok)
end func
main2.kn
「"Hello"」の部分を「\mylib@sum(5).toStr()」に変更しただけです。
「\外部ファイル名@要素名」と書くと、ソースコードと同じフォルダにある外部ファイルの要素を参照します。 よって「\mylib@sum」と書くと「mylib.kn」の「sum」関数が参照されます。
エラーが無ければ、ソースコードリストに「\mylib」が自動的に追加されているはずです。
「コンパイル&実行」をすると、画面に「15」が表示されます(実行結果)。
実行結果
実行結果

既存のファイルの手動追加

もし何らかの理由により、手動でソースコードリストにファイルを追加したい場合は、メニューの「編集 > 既存のファイルを追加」で追加したいファイルを選択します。
以上、ソースコードを複数ファイルで作成する方法の説明でした。

Kuinエディタにデバッグ用文字列を出力する

「dbg@print」関数を使うことで、Kuinエディタにデバッグ用文字列を出力することができます(dbg@print関数の使用例)。
func main()
  for i(1, 5)
    do dbg@print("i = \{i}\n")
  end for
end func
dbg@print関数の使用例
このプログラムを実行するとdbg@print関数の実行のように、Kuinエディタのログウインドウに文字列が出力されます。
dbg@print関数の実行
dbg@print関数の実行
dbg@print関数を含む「dbgライブラリ」の機能は、デバッグ実行時にのみ動作し、リリースビルドでは処理は何も行われません。
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